再会。

東京のともだち一家のもとで暮らすトトさん。

すれ違いがつづきごぶさたしていましたが

10ヶ月ぶりにようやく会うことができました!

あいかわらずツンデレながら甘えん坊のかわいいお方。

実はトトさん、わたしにとって特別なにゃんこさんなのです。

 

はじめて会ったのはアニマルボディートークのクラスのため

シンガポールへ向かう直前でした。

たまたま近所にきてるから遊びにいっていい?ということで

訪れたともだちの家には3匹の猫がいます。

なかでもトトさんはかなりのビビリで

知らない人がくるとすぐに姿を隠してしまうとか。

わたしがいったときはとくに逃げはせず

少し離れたところからじっと観察していて

「そこにいるなんて珍しいね〜」と話していたのですが

驚いたのはしばらくしてからのこと。

 

お茶をのみながらとりとめもないおしゃべりから

話題はアニマルボディートークに。

するといきなりトトさんがミャー! ミャー!と

まっしぐらに突進してきたのです。

わたしの手に頭をぐりぐり押しつけながらミャー! ミャー!

「そっかー、セッションしてほしいんだね。

できるようになったらいちばんにするね」

と約束してもとまらない。

でも、このときはまだ人間のためのボディートークしか

習得していなかったのでひたすらなでなでするだけで

なんとか納得してもらいました。

 

その週末、アニマルボディートークのクラス2日目が

終わったところで1回目の実践練習の時間がやってきました。

そこでわたしはシンガポールから東京のトトさんに遠隔セッションを。

まだ習ったばかりで手探りな部分もありつつも

反応ははっきりと感じとることができ、施術は終了。

 

数日後に飼い主であるともだちに報告すると

「ボディートークすごい!」と一言。

ちょうどセッションをした日、トトさんは

はじめて人間の布団のところにきて

リラックスした様子で一緒に寝たそうです。

目ヤニや鼻水でぐじゅぐじゅだった顔も

すっかりきれいになり、毛艶もよくなって

とても調子がよさそうで、いつもの緊張感がなく

穏やかな顔つきをしているとのこと。

 

よかったー。

約束を果たすことができてほっとすると同時に

この結果はわたしに大きな自信を与えてくれました。

かなり体調が悪そうだっただけに

反応がわかりやすかったという面もあるのでしょうが

遠く離れた場所からでもエネルギーは

きちんと作用するのだと実証されたわけですから。

アニマルボディートークは基本的にすべて

直接触れないで行うという意味で遠隔なので

初めての施術でこのような経験ができたのは

とても幸運だったと思います。

というわけで、トトさんはわたしにとって

アニマルボディートークの原点なのです。

そして、今回の再会でも驚くべきことが起こりました。

アレルギーのせいか、また目がぐじゅぐじゅしていたトトさん。

フルセッションをする時間はなかったので

応急処置的に使えるボディートークの簡単なテクニック

“大脳皮質”をやってみたところ、1時間後には

すっかりきれいなお目目に!

大脳皮質の効果はつねづね実感してはいましたが

こんなにも反応が早いとは!

さすがトトさんです。

またもやボディートークのすごさを体現してくれました。

 

トトさん、本当にありがとう!
この感謝を胸に、これからもささやかながら

たくさんの猫やその他の動物、そして人間のみなさんの

力になれるようますます精進していきたいと思います。

 

【追記】大脳皮質のテクニックは人間の場合にも

急な痛みや症状を抑えたりするのに有効です。

ご自宅で簡単にできるセルフケアになりますので

セッションを受けられる方にはご希望があればお教えします。

お気軽にお申し付けください。